物体検出(長さ・面積・体積測定)

物体検出によって実現できること

深度センサ付きカメラで撮影した映像とAIの組み合わせにより、空間を把握できるため店舗やオフィスの什器レイアウトへの適用が可能です。
また、荷物のサイズを測定し積載率を計算できます。積載率と積み付けを最適化するシステムは、人の技術に関わらず効率的に荷物を積むことが可能です。
1度に運べる荷物の量が多くなるため、従業員の負荷やCO2排出などのコスト削減が2024年問題の対策につながります。

面積・体積計算で重さの推測や機材の選定が可能

深度カメラの映像から、AI画像解析によって物体のサイズを測定することができます。縦・横・高さの始点と終点を指定するだけで、長さ、面積、体積を算出できます。これにより、建造物などのおおよそのサイズと重さを把握し、運搬に必要な機材を適切に選定できます。

深度カメラの測定モードを利用すると、面積や体積の算出が可能です。

操作画面イメージ

  • キャプチャボタン
    カメラの映像をキャプチャする測定モードとなり、始点・終点(①~⑥まで)のペアをタップ
  • クリアボタン
    始点・終点をクリアし、カメラの映像を表示する
  • 体積
    6点計測の場合に体積を算出する
  • 対応深度カメラ
    Realsense D435i、D455
    ※撮影距離は、カメラの仕様に準ずる
  • PoC
    Realsenseでの計測精度を知り、今後の運用可否を判断することができるアプリとする
車両検出と車両ナンバー認識システムを使用すると、ゲートの開閉も可能です。

活用シーン

大きな対象物をネットワークカメラで撮影後、サイズを検知し、AI画像解析によって面積・体積を計算します。複雑な形の対象物であってもおよその面積・体積を算出することが可能です。

ネットワークカメラとAI搭載のNVRで、監視エリアに人物を検出すると、警備警戒への連動や入退室の管理をしたり、パトランプと連動したりできます。

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