顔認証システムの活用方法

顔認証公開日:2022/10/27 最終更新日:2023/11/22

こんにちは！ネットワークカメラとIP監視カメラシステムのシステム・ケイです。
防犯などに活用されている顔認証システム。「何となく便利なのは分かるけど、具体的に他にはどういったことができるの？」と疑問に思うことがあるかもしれません。
そこで今回の記事では、顔認証についてや活用事例等、できるだけ分かりやすく解説していきます。
顔認証による入退室管理のデモ動画や、顔認証システムを内蔵している機材についてもご紹介しますので、
ぜひ参考にしてくださいね！

ドアの前で顔認証している男性のアイキャッチ画像。デモ動画もあります。

顔認証とは？

それでは早速、「顔認証」について解説していきます。 顔認証とは、人間が普段相手を判別する手段をシステムで実現した最も身近な認証方式です。 顔の大きさや目、鼻、口などのパーツの位置をもとに照合を行います。 なりすましが困難なため安全性が高く、物理的なカギを持ったり、パスワードを設定する必要がありません。 そのため、利便性に優れるなどの特長を持っています。

顔認証でできること

1.顔認証で防犯

: 顔認証システムの活用事例を考えた際、まず先に出てくるのは防犯対策についてではないでしょうか。
例えば事前に万引き犯と思われる要注意人物を登録しておくことで、コンビニエンスストアなどの店舗に該当人物が訪れた場合、カメラからパトライトなどへ信号を送り、視覚的に通知を行うことができます。 また、事前に関係者を登録しておくことで、関係者以外を立ち入り禁止にしているエリアで活用すると、侵入を検知し、警備への通知を行うこともできます。
このように、顔認証を活用することで防犯対策を行うことができます。

防犯に関係する画像

※顔認証による入退室管理についての詳細は、こちらからご覧ください！
■顔認証による入退室管理、電子錠の解錠デモ動画を公開

2.顔認証で入退室管理

: 入退室管理に顔認証システムを活用することで、専用装置に指やカードをかざす等の操作が不要なため、利用者に特別な操作を強いることなく認証が可能です。高い利便性を得るだけではなく、感染症対策の面でも利用者の心理的負担の軽減に繋がることでしょう。

入室しようとする画像

3.顔認識で市場調査

: 映像から検出した人の数や属性をカウントし、利用状況の統計情報を作成することができます。 この統計情報を用いて、マーケティングに活用したり、施設利用状況の改善に活用できます。
また、映像から検出した人の行動を追跡し、分析することも可能です。 来場者の動線情報を自動収集することで、広告を設置した前後でどのような効果が出ているのか相関情報の収集にも役立ちます。

マーケティングに関係する画像

※顔認識による市場調査についての詳細は、こちらからご覧ください！
■リアル店舗の顧客行動分析システム　SkyRECとは？

注意：個人情報保護の観点から、監視カメラを防犯以外の目的に使用する場合は利用目的を明示しなければなりません。 下記の記事に詳細が掲載されておりますので、該当する場合はぜひ参考にしてください。
■防犯カメラ設置時の注意点！法律違反になることも！？

顔認証システムを使用している機材（カメラ、SK VMS連携）

顔認識システム「SenseNebula」

「SenseNebula」とは、IPカメラと組み合わせることで顔認識を行うことができる映像解析エッジデバイスです。 ネットワークから切り離された状態で稼働し、IPカメラと接続するだけで顔解析を簡単且つ安価に実現できます。 RTSP経由での接続をサポートしており、新規・既設を問わずIPカメラシステムとの連動が可能です。

ネットワークカメラ映像管理システム「SK VMS」

「SK VMS」とは、ネットワークカメラ（IPカメラ）などからのライブ映像を検出・設定・録画・検索・共有するソフトウェアプラットフォームです。 容易な拡張性と耐障害性が高いシステム構築が最大の特長となっています。 数台の小規模監視カメラシステムから数千単位の大規模カメラシステムまで拡張可能で、
ライブ及び録画映像はスマートフォン（iOS、Android）やPC（Windows、Linux、Mac）などで監視や管理をすることができます。

顔認証による入退室管理のデモ動画

この動画は、先ほど紹介した「SenseNebula」と「SK VMS」を利用した、顔認証による電子錠の解錠デモ動画です。

※より詳細な情報は以下のリンクをご参照ください。
■世界一の認識率＆WebAPI連携可能顔認識システム「SenseNebula」のご紹介
 ■SK VMSは革新的なネットワークカメラ映像管理システムです。
■顔認証による入退室管理、電子錠の解錠デモ動画を公開

まとめ

顔認証とは、人間が普段相手を判別する手段をシステムで実現した最も身近な認証方式です。
なりすましが困難なため安全性が高く、物理的なカギを持ったり、パスワードを設定する必要がありません。
顔認証を活用することで防犯対策を行うことができます。事前に要注意人物などを登録しておくことで、該当人物が訪れた場合、
カメラからパトライトなどへ信号を送り、視覚的に通知を行うことができます。
入退室管理に顔認証システムを活用することで、
利用者にカードをかざす等の特別な操作を強いることなく認証が可能です。
映像から検出した人の数や属性をカウントし、
利用状況の統計情報を作成することができます。

顔認証システムを活用することでどのようなことができるか、おわかりいただけましたか？
複雑でよくわからないと思われた方もいるかもしれません。
ご相談承りますので、システム・ケイまでお気軽にお問い合わせください！

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