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広い屋内の監視や管理に!AXISのAIカメラM5000-G

AIカメラ

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こんにちは!この記事では、システム・ケイの新製品であるAXIS M5000ーGについての商品紹介と、具体的な使用例についてご紹介していきたいと思います。

AXIS M5000ーGの紹介と使用例

AXIS M5000ーGのできること

まずはAXIS M5000-Gの性能の紹介です。
AXIS M5000-Gは最大400平方メートルの屋内エリアを撮影可能なPTZカメラです。

※注釈
PTZカメラとは、遠隔操作機能をもつカメラで、水平回転(パン=P)、垂直回転(チルト=T)、拡大・縮小(ズーム=Z)ができるもののことです。
PTZカメラについて詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。
■PTZ(パンチルトズーム)カメラとは

そして一番の特徴はダイナミックオーバーレイ機能を搭載しているところです。
そもそもオーバーレイ機能はどのようなものかというと、一つの画面内に複数の情報を表示させることができるものです。
カメラで表示されているものでは、ビットレートやフレームレートをよく目にすることかと思います。

ではダイナミックオーバーレイ機能は何が違うのかというと、PTZ操作をしてもカメラに追従して表示させることができる点です。

カメラ内部の空間座標にオーバーレイを付けているため、カメラの位置を移動させることには対応していませんが、ネットワークカメラを一度取り付けてから動かすことは少ないと思うので問題ありません。

またズーム率によって、オーバーレイの情報を記号とテキストといったズーム率にあった形で表示の変更をすることもできます。
あくまでもオーバーレイなので、見る方法は他のネットワークカメラと全く同じです。
そのため、導入時に操作に困るといったこともありません。

PTZ操作

さらに、Z-Wave Plus®デバイスとのワイヤレスI/O接続が可能です。
つまり、このカメラはシステムセットアップで最大6台のデバイスと通信することができます。

例えば…

  • ドアや窓が開いた場合、自動でカメラに登録した位置パターンを変更するように警告を出せる。
  • 照明や暖房など、Z-Wave Plusを使って自動的に作動させる。

などなど

※注釈
(Z-Wave PlusとはBluetoothのように、対応機器どうしを接続するための無線規格です。詳しくはこちら
■Axisの-Wave Plus(ゼットウェーブ プラス)製品を使ってみた~カメラとセンサーを無線でつなぐ~

さらになんと、弊社自慢のAIが検知した内容をオーバーレイ表示することも可能です!
つまり…

特別なセンサーが無くても、別途AIの構築によって、人が目で見て判断できるようなもののほとんどは、M5000-Gにその状態を表示することができます!

センサーやAIと連携することで、M5000-Gはその真価を発揮するのです。

活用例

AXIS M5000-Gのできることはわかったけど実際にどんな場面で使えるの?と思うかもしれません。
ですので、実際の活用例をいくつかご紹介していきます。

①注意事項の表示

1つ目は、カメラを設置した際の利便性向上です。

カメラで撮影する範囲内で、注意すべき箇所をオーバーレイとして表示することで、防犯カメラで撮影した映像を見る際によりわかりやすく、使いやすくなります。

サーバールーム

②室温管理

2つ目の例は、サーバールームや冷凍庫のような室温を常に管理しなければいけない部屋です。

通常は防犯カメラと温度計は別にモニタリングすることになりますが、AXIS M5000-Gを使えば、防犯カメラの映像と室温を同時にモニタリングすることができます。

冷蔵庫

③工場などの機械操作

機械を利用し半自動的に生産を行える工場などでは、なるべく配置する人員を削減したいですよね。
AXIS M5000-Gを使うことにより、工場内の各機械が正しく動作しているかなども防犯カメラの映像に表示させることができます。そのため、人がわざわざ見回りに歩く必要がなくなるかもしれません。

工場

④置き去り・忘れ物検知

会議室などの部屋にPCや名刺入れ等を置き忘れた経験はありませんか?
AXIS M5000-GとAIを組み合わせることで、置き忘れを検知することができます!
その他顔認証AIなどと組み合わせることで、その物品をいつ・誰が置き忘れたのかを調べることなども可能・・・。利用の幅は無限大です!

また、このM5000-GがPTZカメラである特性も活かし、広い部屋でも様々な角度へ巡回撮影して置き忘れを検出可能です。
このように、M5000-GとAIの組み合わせは、相性抜群です!

会議室

AXIS M5000-Gの紹介 まとめ

いかがだったでしょうか?
冒頭でもお伝えしましたが、ざっくりAXIS M5000-Gのできることをまとめると、

カメラの映像内に追従する他のデバイス等の情報を表示させることができるもの、になります。

ご紹介した使用例はほんの一部です。使い方はアイデア次第で無限大と言えるでしょう。

今回の記事で少しでも興味を持っていただけましたら、下のリンクから商品ページに飛べますのでご覧いただけますと幸いです。
また、記事の内容についてわからない部分や、AXIS M5000-Gについての詳しい質問、防犯カメラの導入を検討中の方など、何かありましたらシステム・ケイにお気軽にご相談ください!


M5000-G

『AXIS M5000-G』

▼関連リンク▼

■PTZ(パンチルトズーム)カメラとは
■AxisのZ-Wave Plus(ゼットウェーブ プラス)製品を使ってみた~カメラとセンサーを無線でつなぐ~

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